思い出した、あの頃。

ふと見上げれば、満開の桜。
今年も春がやってきた。


東京に出てきてから10ヶ月になる。


この何ヶ月かどうも仕事に対して、
乗り気じゃなかった。
もちろんそれは仕事以外の普段の生活にも、
おおいに影響していていたように思う。
正直、自分の仕事もプライベートにおいても、
自分の立ち位置を完全に見失っていた。


で、先日もブログでちょっと触れたけど、
前の会社に勤めているヒトに会ったり、
上司に意見したり親と話す機会があったりと、
仕事や生活などとにかく今の自分のスタンスを
今一度、検証する機会に恵まれた。


もう一度原点を見つめ直してみた。
自分は大学生の時、何を思って就職活動をしていたのか?


よくよく考えると、大学を卒業してからそこまでさかのぼって、
考えたコトは無かった。


俺にももちろん行きたい会社はあった。
世間的にはあまり有名ではないけれど、
(実際、まわりのヒトはあまり知らなかった)
ココに入れば、仕事はバリバリできるし、
給料もイイ。自分が大学で、勉強したコトも生きそう。
業界でもトップクラスっていうトコロ。
(もちろん入っているヒトの学歴もハンパじゃなかった)
まぁ、そういう会社が3社あって、
とにかくゼッタイに行きたかった!っというワケだった。


まぁ、もともとミーハーな部分とマイナー指向な部分と、
ふたつ合わせ持ってたから、世間的には無名やけど、
その業界ではトップクラスという会社の位置が
スゴク自分には合っていたというワケだ。


もちろんホンキ&全力で頑張ってお金もがっぽり稼ぎたいと
思ってたし、知的に攻めるというか常になにかに提案できる
仕事をしたいと思っていた。
受け身であるコトは楽であることは知っていたけど、
自分はそんなスタンスは求めていなかった。


で、桜を見てその気持ちを思い出した。


作られた自分で物事を表現するよりも、
周りを気にせず、
もっともっと素の自分を出した方がゼッタイにイイ。


小心者なのも俺だし、
頑固なのも俺。
頑張ってる自分が好きなのも俺で
めんどくさがり屋な一面を合わせ持つのも俺。
カッコイイことが好きなのも俺だし、
でも、実際はカッコ悪いのも俺。


イイも悪いもさらけ出して、
自分を押し通して、四面楚歌になりゃその時に、
また考えりゃいいかって感じ。


まわりは気にせず、突き進も!
これでちょっとは頑張れる!