微妙……。

強烈なファンでもなく、
無くなる前に並んだワケでもなく、
ただ気が向いた時にだけフラッと
立ち寄って見る程度……。


そう、牛丼のことである。


で、牛丼が無くなってから、
この間初めて、牛丼屋にいった。
といっても、無くなった2日後くらいに
行ったので、ちょっと前のコトである。
どれだけ骨抜きなお店になっているか、
確認しに行ったワケです。


まず中にはいると、いきなり強烈な
カレーの匂い。


そして店内はまだ1時過ぎだというのに、
ガラガラ。


そこからしてまず違う。
そしてメニューをチェック。
カレー丼はカレーライスと器が
違うだけなので却下。


焼き魚定食は焼き魚が鮭なので、
朝定食と変わらない気がするので、却下……。


結局鮭といくらのどんぶりを
食べました。
鮭の世界の親子丼……!?
まぁべつに普通の味でしたが、
それよりもなによりも、
キッチンスペースでの暇そうな
店員同士のしみじみとした会話が、
興味深かった。


その店員が店内を見回して、最後にひとこと、
「牛の力がどれほど偉大かよくわかるよなな〜」
なんかやけに、店員の哀愁をダイレクトに
表しているよな〜。この一言。


客には聞こえて無いように、
話してたんだろうけど、おれはバッチリ
聞いちゃいました。牛丼屋も楽じゃないね〜。